仕事の原点
「仕事の原点」
今日、ホームから事務所に帰還したら私のデスクに懐かしい写真が置いてありました。
大掃除でスタッフが何処かに落ちていたのを拾ってくれてとっておいてくれていたのだと思います。
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有難う!
この写真は私の仕事の原点。
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サラリーマンを辞めて外出介護のヘルパーのアルバイトをしていた42才の頃です。
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すでになかなかの中年ですが、割とイケメンだったと自分では思うけど?^ ^
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この時は最重度の知的障害を伴う自閉症の中学生の男の子を担当していました。
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自分の思いが通じない時、めちゃくちゃ荒れた子でした。
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私も初心者でしたから、本人の気持ちを汲めずに下手な対応していたら地下鉄の線路に靴を放り投げられたり、自分の頭をぼかぼかされたり、、必死に彼を通じてオーティズムの世界を教わりました。
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とても走る事が好きな子でした。
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これは名古屋シティマラソンを走ると決め、一緒に練習して5キロを見事完走した時の写真です。
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この時から、この子たちの人生を伴走する事が私の仕事になりました。
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17年前は自分たった1人でしたが、今は熱意溢れる50人のスタッフに恵まれて、毎日100人近くのメンバーさんに寄り添ってアドベンチャーな日々を一緒に味わっています。
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それだけでもう感謝しかありません。
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来年は年男で驚く事に還暦を迎えますが、自分ではまだ折り返し点にすら辿り着いていない感覚があります。
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本年も大変お世話になりました。
来年もどうぞ風の子に伴走させてください。
宜しくお願い致します!