Kazenoko Okashi KO_BO

近頃、会社で想うこと


一つや二つではありませんが、根源的な部分を。

 

自分に「ふつう」や「あたりまえ」がある様に、相手にも「ふつう」や「あたりまえ」があります。

 

「ふつうは~でしょ」とか、

「~するのがあたりまえでしょ」という

 

価値観や思い込みは、

 

上司、部下、同僚、社長、保護者、メンバー、お客様、又は事業所間で、

 

「考え方のズレ」となり

 

このズレは、どちら向きのベクトルにも起こりうるわけですが、この時に自分の価値観だけで考えを決めつけてしまう事から様々な問題が作られます。

 

そして、恐ろしい事に、

 

自分の「ふつう」や「あたりまえ」が目の前で裏切られて許容範囲を超えた時、

 

「怒りの感情」や「不平・不満」

 

が湧いてきます。

 

相手が誰であろうと、短絡的に

「このクソ野郎がぁ!」

 

と、愚痴や陰口、悪口が噴出すると、その負の感情は、目に見えなくてもインフルエンザの様に空気感染して、職場の空気も淀みます。

 

だから、カッとなったら6秒待って怒りの感情のピークをやり過ごしましょうというのが、風の子でも虐待防止研修でよくやるアンガーマネジメントです。

 

最近ある事があってから、私には6秒待つだけではダメな様な気がしてきました。

今は、6秒待ってその次の6秒で相手の良いところを必死に思い浮かべて、負の感情をひっくり返す訓練が必要だと思うようになりました。

 

「不満や怒り」よりも「感謝の気持ち」

 

を、「選択」して切り替えができたのなら、イライラは無くなり心の平穏は保たれ、大きな問題も発生しないんじゃないかと、自分の反省も込めて考えています。

 

難しい技かもしれませんが、人間ですからね。

 

 

私は創業社長ですが、私の価値観100%の会社にする事は到底無理です。

せいぜい30%くらい。

 

私の仕事は、向かうべき方向決めと、財務諸表という地図をみて全体最適を考えることと、自分も含めての人を動かすことだけです。

 

 

残りの70%は、みんなの考えや価値観を体現して、「働きがいのある面白い会社」を、みんなで創り上げていく余地が充分にあります。

 

 

一人ひとりがプライドを持って、今の持ち場で仕事をしているので、組織変更や人事異動、事業所の閉鎖や創設は、会社にとっての全体最適であっても、個々人の気持ちに沿わない場合も当然あります。

 

 

その時、「不満や怒り」を選ぶのか、「感謝の気持ち」を選ぶのかは、その人の生き様であって、個人の自由。

 

決めているのは自分。

 

ただ、不満や怒りからは「働きがいのある面白い会社」か生まれないのだけは確かです。

 

不満の塊を昇華しても普通になるだけですから。

 

さて、みなさんは明日からの行動や思考に何か変化を仕掛けてみますか?

 

 

私は、相手の立場や役職や感情にとらわれず、

 

「誰が言うか」よりも「何を言うか」

 

にフォーカスしていきたいと思います。

 

 

年末営業の相談一つ受けただけで、ブログが1本書けました。

 

 


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